私の好きな言葉に、ある著名な絵本作家の次のような言葉があります。
『今のあなたを支えるのは、子ども時代のあなたです』
幼児期とは、あそび中心の生活であり、
幸福感を
持って一日を過ごしていく時です。
大泉学園幼稚園では、次の点を大切にして、
保育をしています。
“楽しい”と感じる、“夢中”になる、 ことから生まれてくるもの
子ども達が、これからの人生を、明るくたくましく生きていくために、
その出発点とも言える幼児期に、大切に育てたいことは何でしょうか?
ひとつには、
☆『何だろう?/なぜだろう?』という好奇心
☆『知りたい!/やってみたい!』という意欲(やる気)
です。
全ての活動の原動力となるものは、
子どもの内側から湧きでる好奇心であり、意欲です。
この気持ちが、どれだけ膨らんでいるかどれだけ強いものであるかが、
その後の子ども達の力となって現れてきます。
この内なる原動力は、後になってから、外側からの力で早急に持たせようとしても
簡単に生じるものではありません。
だからこそ、人の一生の“根”となる幼児期に、
何よりも大切に育てたい力だと考えます。
さらには、
☆自分で考え一工夫する力(創造力)
☆自分から関わり、行動する力
また、
☆命あるものを愛し、思いやる心
☆美しいものを感じ、感動する心
感性の豊かな、また、柔軟性あふれた、この時期だからこそ、
子どもの内面からの真の育ちとして、
これらのことを、ゆったりと、大切に育んでいきたいと考えます。
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園長 加藤理実子